第7章・高配当株

買ったタイミングの答え合わせ。安いときに買った株は、その後どうなった?

株を買うとき、「今は高いのか、安いのか」はいつも迷います。わたしは2024年の夏から、買ったときの株価の位置⁠と、その後どうなったか⁠を記録してきました。

この記事では、自作のアプリ(資産ナビ)でまとめた、わたしの買い方の答え合わせを書きます。すごい成績ではありませんが、ふつうの会社員がこつこつ買ってきた実際の結果です。

この記事でわかること 「安いとき」の決め方/419回の買付の答え合わせ/わかったことと、気をつけること

1. 「安いとき」は、過去5年の値動きの中で決める

株価が安いか高いかは、その株の過去5年の値動きの中で、今どのあたりにあるか⁠で見ています。

位置 決め方
割安圏 過去5年の安値に近い(下から3分の1以内)
中位 まんなかあたり
高値圏 過去5年の高値に近い(上から3分の1以内)

この位置を、1回1回の買付ごとに記録しています。

2. 419回の買付の答え合わせ

2024年6月から2026年10月までに、高配当株を買った419回について、買ったときと今の値段⁠を比べました(配当は含めず、値段だけの比較です)。

買ったときの位置 回数 今の値段との差 値上がりした回数
割安圏 157回 +24.9% 131回(83%)
中位 187回 +20.1% 144回(77%)
高値圏 75回 −0.6% 33回(44%)

割安圏で買った分は、高値圏で買った分より25ポイントほど成績がよい⁠、という結果になりました。高値圏で買った分は、ほぼ買ったときの値段のままです。

全部を合わせると、買ったときより約19%高くなっています。

「安いときに買う」は、なんとなくではなく、記録すると本当に差が出ていた。

3. わかったこと

  • 安いときに買うと、やっぱり有利:当たり前のようですが、自分の記録で確かめると納得感がちがいます
  • 高値圏でも、大きく負けてはいない:高配当株は配当があるので、値段が横ばいでも配当の分はプラスです
  • 完ぺきなタイミングは当てられない:割安圏で買っても、17%(6回に1回くらい)は値下がりしています

4. 気をつけていること

  • 値段だけで判断しない:株価が安いのには、業績が悪いなどの理由があることもあります。わたしは、まず「減配しないか」を見ています(⁠「高配当株を選ぶとき、わたしがいちばん先に見るのは「減配しないか」」⁠)
  • 高いときは「待つ」より「少なく買う」:買うのを完全にやめると、ずっと買えなくなることがあります。高いときは金額を少なめにしています
  • 短い期間の結果:2年あまりの記録なので、相場がたまたま上がった時期だった影響もあります

5. 記録すると、買い方がぶれなくなる

答え合わせをしてみて、いちばんよかったのは、自分の買い方に自信が持てた⁠ことです。値下がりしているときも「今は割安圏だから、少しずつ買えばいい」と、落ち着いて判断できるようになりました(⁠「暴落は「いつか必ず来る」もの」⁠)。

まとめ

  • 「安いとき」は、過去5年の値動きの中の位置で決めている
  • 419回の買付では、割安圏で買った分が+24.9%、高値圏で買った分は−0.6%⁠だった
  • それでも割安圏の6回に1回は値下がりしている。完ぺきなタイミングはない
  • 記録して答え合わせをすると、買い方がぶれなくなる

この記事はわたしの記録です。特定の銘柄をすすめるものではありません。値段は2026年10月6日時点、配当は含めていません。過去の結果は、これからの成績を約束するものではありません。

この記事を書いた人:管理人のこつこつ
都内で共働き・子ども1人と犬1匹の会社員。家計と配当の記録を、自分で作ったアプリで計算しています。 くわしいプロフィール