第7章・高配当株 全20本中の15本目

高配当株でわたしがした失敗。知っている会社を買った・利回りにつられた・「ディフェンシブだから安心」と思い込んだ

高配当株を始めて5年ほどになります。うまくいったことより、つまずいたことのほうが、あとから役に立っています。

この記事では、わたしが実際にした失敗を3つ、正直に書きます。これから高配当株を始める人が、同じところでつまずかないように。

この記事でわかること わたしがした3つの失敗/それぞれから学んだこと/いま銘柄を選ぶときに気をつけていること

1. 知っている会社を、なんとなく買った

始めたころ、リクルート・任天堂・三菱地所⁠など、ふだんから知っている会社の株を買っていました。名前を知っていて、なじみがあって、なんとなく安心だったからです。

でも、あとから振り返ると、これは配当を目的にした買い方ではありませんでした⁠。名前を知っているかどうかと、配当を長く出し続けてくれるかどうかは、別の話です。

この3社は、いまはもう持っていません。任天堂は2025年1月、三菱地所は2026年1月に、特定口座で持っていた分を売りました。

「なじみがある」⁠と「配当を出し続ける」⁠は、同じではない。

いまは、高配当株を選ぶときに、まず減配していないか・増配が続いているか⁠を見るようにしています(⁠「高配当株を選ぶとき、わたしがいちばん先に見るのは「減配しないか」」⁠)。

2. 配当利回りの高さにつられた

FPG⁠は、配当利回りの高さにひかれて買った株です。

いま、株価は買ったときより2割ほど下がっています⁠(NISAで7株、平均の買値2,041円に対して、いまは1,628円)。

利回りが高いのには、理由があることが多いです。株価が下がって利回りが高く見えている、業績が不安定で配当が続くか分からない、などです。利回りの数字だけを見て、なぜ高いのか⁠を調べずに買ってしまいました。

いまは、利回りよりも、配当が増え続けているか⁠を大事にしています(⁠「利回りより「増配率」⁠が大事な理由」⁠)。

3. 「ディフェンシブだから安心」⁠と思い込んだ

アステラス製薬⁠は、景気に左右されにくい医薬品の会社なので、ディフェンシブ株として安心だと思って買いました(⁠「景気に強い業種・弱い業種」⁠)。

ところが、業績が悪くなり、株価は下がって、ずっと含み損⁠の状態が続きました。その後、株価が回復したタイミングで、特定口座で持っていたこともあり、売っています(2025年11月)。

売ったあと、株価はまた上がっています。

ここで分かったのは、どんなときに値下がりするのかを理解しないまま持つのはよくない⁠、ということです。医薬品は景気には強いと言われますが、会社ごとに見ると、新しい薬が当たるかどうかや、主力の薬の特許が切れる時期で、業績が大きく動くことがあります。業種のイメージだけで「安心」⁠と決めつけていました。

業種が「ディフェンシブ」⁠でも、会社ごとの事情で業績は動く。

4. 失敗から決めたこと

3つの失敗から、いまはこう決めています。

失敗した株があっても、ほかの持ち株が増配していれば、全体の受け取りは増えていきます。わたしの高配当株は約150銘柄あるので、1つの失敗で全体が崩れることはありませんでした。

まとめ

  • 知っている会社を、配当の実績を見ずに買っていた
  • 利回りの高さだけで買い、理由を調べなかった
  • 「ディフェンシブだから安心」⁠と思い込み、値下がりの理由を理解していなかった
  • いまは、配当の実績・利回りが高いわけ・値下がりの理由を見てから買う

この記事はわたしの記録と考えです。特定の銘柄をすすめたり、すすめなかったりするものではありません。投資の判断はご自身でお願いします。

この記事を書いた人:管理人のこつこつ
都内に住む共働きの会社員。家族は妻と子ども1人、それに犬が1匹。家計と配当の記録を、自分で作ったアプリで計算しています。 くわしいプロフィール