第7章・高配当株
1つの会社・1つの業種に寄せすぎない
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高配当株を選んでいると、どうしても利回りの高い会社に目が行きます。でも、利回りの高い会社だけを集めると、同じような業種ばかりになりがちです。
わが家が高配当株でいちばん気をつけているのが、1つの会社・1つの業種に寄せすぎないことです。
この記事でわかること 寄せすぎると何が困るのか/わが家の実際のばらつき/新しく買うときの決め方
1. 寄せすぎると、不景気にまとめて配当が減る
たとえば、銀行や保険の会社は配当が多めの会社がたくさんあります。でも、景気や金利が大きく動くと、同じ業種の会社は同じように業績が動きます。
もし持っている株が同じ業種ばかりだと、悪いことが起きたときに、配当がいっせいに減ってしまいます。いろいろな業種に分けておけば、どこかが減っても、ほかでカバーできます。これが分散です(「投資信託ってなに?」 で書いた投資信託の考え方と同じです)。
2. わが家のいまのばらつき(2026年9月末)
- 持っている銘柄:およそ150銘柄
- いちばん大きい銘柄でも、高配当株全体の 6%弱
- 業種の割合(大きい順):
| 業種 | 割合 |
|---|---|
| 金融(銀行・保険など) | 約26% |
| 産業・製造(機械・商社など) | 約23% |
| 不動産 | 約13% |
| 一般消費財(車・小売など) | 約9% |
| 生活必需品(食品・日用品など) | 約8% |
| 通信 | 約8% |
| そのほか(素材・テクノロジー・医薬など) | 約13% |
正直に書くと、金融が4分の1と、少し多めです。高配当株は金融の会社が多いので、気を抜くとすぐ寄っていきます。ここは自分でも、いちばん気をつけて見ているところです。
3. 新しく買うときの決め方
わが家では、自分で作った家計・資産のアプリで、業種ごとの割合と「景気に強いか弱いか」を色分けして見ています。新しく買う株を選ぶときは、次のことを考えます。
- 少ない業種から先に見る:いま割合が小さい業種の中から探す
- 景気に強いか弱いかを見る:食品・日用品・通信のように景気に左右されにくい業種と、機械や素材のように景気で大きく動く業種を、どちらかに偏らせない
- 1つの銘柄を大きくしすぎない:同じ会社ばかり買い増さず、ほかの会社にも広げる
1社の配当が減っても、全体の配当はほとんど変わらない。それくらいに広げておくと、気持ちがずっと楽になる。
4. 少しずつなら、分散はむずかしくない
150銘柄と聞くと大変そうですが、わが家は 1株から買える単元未満株 で、少しずつ集めてきました(単元未満株の記事)。1銘柄あたりの金額が小さいので、自然と分散しやすくなります。
まとめ
- 同じ業種ばかりだと、不景気のときに配当がいっせいに減る
- わが家は約150銘柄。いちばん大きい銘柄でも全体の6%弱
- 金融が約4分の1と多め。新しく買うときは、少ない業種から考える
- 単元未満株なら、少額でも分散しやすい
この記事はわが家の考え方と記録です。特定の銘柄や金融商品をすすめるものではありません。業種の分け方はわが家のアプリでの分類です。
