第7章・高配当株

景気に強い業種・弱い業種。わたしの高配当株は「攻め寄り」だった

高配当株を選ぶとき、業種を気にしていますか? 会社の業績は、業種によって景気の影響を受けやすいものと、受けにくいもの⁠があります。そして、業績が下がると、配当も減りやすくなります。

自分の持ち株を業種で分けてみると、「攻め寄り」でした。

この記事でわかること 景気に強い業種・弱い業種/わたしの持ち株の分かれ方/バランスの考え方

1. 業種を3つに分ける

区分 どんな業種 景気が悪くなると
🛡 ディフェンシブ(守り) 食品・日用品・医薬品・電力・通信など 売上が落ちにくい
⚖ 中間 小売・サービスなど ふつう
🎢 景気敏感(攻め) 鉄鋼・化学・機械・海運・商社・銀行など 売上も利益も大きく落ちやすい

景気敏感の業種は、景気がいいときは利益も配当も大きく増えます。でも、景気が悪くなると、配当も大きく減りやすい⁠です(⁠「高配当株を選ぶとき、わたしがいちばん先に見るのは「減配しないか」」⁠)。

2. わたしの持ち株は「攻め」が65%

資産ナビで、持ち株を時価で分けてみました。

区分 割合
🛡 ディフェンシブ 21%
⚖ 中間 14%
🎢 景気敏感 65%

高配当株は、銀行・商社・鉄鋼・海運など、景気敏感の業種に多い⁠ので、利回りの高さで選んでいくと、自然と攻め寄りになります。

利回りの高い順に選ぶと、気づかないうちに「景気しだい」の持ち株になる。

3. 攻め寄りで気をつけていること

  • 景気が悪くなると、配当がまとめて減る:同じ業種の会社は、同じ時期に減配しやすい
  • 配当を生活費にあてる老後には、守りを厚くしたい:配当が年金のような役割になるなら、安定が大事です(⁠「配当は「自分で作る年金」」⁠)

老後に配当を生活費にあてることを考えると、ディフェンシブの業種を少しずつ増やしていく⁠のがよさそうです。資産ナビには、持ち株のかたよりに合わせて、足りない業種の候補を出す機能を作ってあります(⁠「お金のアプリを自分で作った理由」⁠)。

4. 「景気に強い」も、測ってみると思いこみがある

一方で、「この業種は景気に強い」「金利に弱い」という分け方は、実際の値動きとずれていることもありました。たとえば、金利が上がると苦しいと言われるリースの会社が、実際にはプラスに動いていました(⁠「円安・円高で、わたしの株はどう動く?」⁠)。

区分は目安⁠として使い、1つの業種にかたよりすぎないことを大事にしています(⁠「1つの会社・1つの業種に寄せすぎない」⁠)。

まとめ

  • 業種は、ディフェンシブ・中間・景気敏感の3つに分けて考える
  • 高配当株は景気敏感の業種に多く、わたしの持ち株も65%⁠が「攻め」だった
  • 景気が悪くなると、同じ業種でまとめて減配しやすい
  • 老後に向けては、ディフェンシブを少しずつ増やして守りを厚くするのがよさそう

この記事はわたしの記録と考え方です。特定の銘柄をすすめるものではありません。

この記事を書いた人:管理人のこつこつ
都内で共働き・子ども1人と犬1匹の会社員。家計と配当の記録を、自分で作ったアプリで計算しています。 くわしいプロフィール