第6章・投資の基本

銀行の窓口で、投資の商品を買わない。手数料が高いものがすすめられやすい理由

退職金が入ったときや、定期預金が満期になったとき、銀行の窓口で投資の商品をすすめられることがあります。わたしは、窓口で投資の商品は買わない⁠と決めています。

窓口の人が悪いわけではありません。しくみとして、手数料が高い商品がすすめられやすい⁠のです。

この記事でわかること 窓口ですすめられやすい商品/手数料のちがい/投資の商品を選ぶときの順番

1. 窓口ですすめられやすいもの

  • 毎月分配型の投資信託:毎月お金が入ってくるように見えるが、元本を取り崩していることもある
  • テーマ型の投資信託:「AI」「次世代」など、話題の分野にしぼって投資するもの
  • 外貨建て・貯蓄型の保険:保険と投資がセットになったもの(⁠「貯蓄型の保険に10年払った結果」⁠)
  • ファンドラップ:お任せで運用してもらうサービス

どれも、手数料が高めのものが多い⁠のが特徴です。売る側にとっては、手数料が高い商品ほど利益になります。

2. 手数料のちがいは、長く持つほど大きくなる

窓口でよくある商品 ネット証券のインデックス型
買うときの手数料 1〜3%⁠くらい 0円が多い
持っているあいだ(毎年) 1〜2%⁠くらい 年0.1%前後

たとえば、1,000万円を20年持つと、毎年のコストが1.5%⁠と0.1%⁠では、それだけで数百万円の差⁠になることがあります(⁠「投資信託の手数料と「隠れコスト」」⁠)。

手数料は「必ず」かかる。増えるかどうかは分からないが、手数料だけは確実に引かれる。

3. 投資の商品を選ぶときの順番

  1. 自分で、ネット証券に口座を作る⁠(⁠「口座を作って、最初の100円を買うまで」⁠)
  2. 手数料の安いインデックス型⁠の投資信託を選ぶ(⁠「インデックス投資のしくみ」⁠)
  3. NISAの中で⁠、毎月少しずつ積み立てる(⁠「新NISAの使い方」⁠)

すすめられた商品は、その場で決めずに、家に帰ってから手数料を調べる⁠ようにしています。「今だけ」と急がされたら、なおさら立ち止まります(⁠「投資の詐欺は「元本保証」「高利回り」「紹介で稼げる」の3つで見抜く」⁠)。

まとめ

  • 窓口では、手数料が高めの商品がすすめられやすい。しくみとしてそうなっている
  • 手数料の差は、長く持つほど大きくなる
  • 自分でネット証券に口座を作り、手数料の安いインデックス型をNISAで積み立てる
  • すすめられても、その場で決めない

この記事はわたしの考え方です。特定の金融機関や商品を批判・推奨するものではありません。

この記事を書いた人:管理人のこつこつ
都内で共働き・子ども1人と犬1匹の会社員。家計と配当の記録を、自分で作ったアプリで計算しています。 くわしいプロフィール