第2章・税金と制度

新NISAの使い方。つみたて投資枠はオルカン、成長投資枠は高配当株

NISAのしくみは分かったけれど、実際にどう使えばいいのかが分からない。そんな人に向けて、わたしの使い方と、その理由を書きます。

NISAそのものが初めての人は、先に 「NISAってなに?」 を読むと分かりやすいです。

この記事でわかること 2つの枠の使い分け/わたしの使い方/始める順番/よくある迷い

1. 2つの枠を、おさらい

つみたて投資枠 成長投資枠
1年に入れられる額 120万円 240万円
買えるもの 国が選んだ投資信託 株・投資信託など

一生で使えるのは、2つ合わせて1,800万円です(成長投資枠はそのうち1,200万円まで)。2つの枠は、同じ年に両方使えます。片方だけでもかまいません。

2. わたしの使い方

枠 買っているもの 買い方
つみたて投資枠 オルカン(全世界株式の投資信託) 毎月、自動で積み立て
成長投資枠 日本の高配当株 単元未満株で、少しずつ買い増し

つみたて投資枠は、ほったらかしで増やす場所です。毎月決まった日に、決まった額を自動で買うように設定していて、ふだんは何もしません(「オルカンとS&P500、わたしは両方持っている」)。

成長投資枠は、配当をもらうための場所です。日本の高配当株を、1株からでも買える単元未満株で、少しずつ集めています(「1株から買える「単元未満株」で、高配当株を少しずつ集める」)。NISAの中なら、もらった配当にも税金がかかりません。

つみたて投資枠は「増やす」、成長投資枠は「配当をもらう」。役割を分けると迷わない。

3. 始める順番

新しく始めるなら、わたしは次の順番をおすすめします。

  1. 生活防衛資金をためる:まず、生活費の数か月分の現金(「生活防衛資金は「何か月暮らせるか」で決める」)
  2. つみたて投資枠で、インデックスの投資信託を積み立てる:いちばんシンプルで、手間がかからない
  3. 慣れてきたら、成長投資枠を使う:株を買ってみたい人、配当を受け取りたい人は、ここから

最初から両方の枠を使う必要はありません。つみたて投資枠だけで十分という人も多いと思います。

4. よくある迷い

上限まで入れなくていい?

入れなくて大丈夫です。わたしも上限まではとても入れられていません。大事なのは無理のない金額で、長く続けることです。

いつ売ればいい?

NISAには期限がないので、売らずに持ち続けられます。ただ、教育費や住宅など、使う予定が決まっているお金なら、その時期が近づいたら売ってかまいません。

売った分は、買ったときの値段の分だけ、次の年に枠がもどってきます。一度使ったら終わりではないので、必要なときには使ってよいお金だと考えています。

値下がりしたら?

積み立てを続けていれば、値下がりした時期には同じ金額でたくさん買えます。値下がりのときにやめてしまうのが、いちばんもったいないと思います。

証券会社はどこがいい?

NISAの口座は1人1つです。手数料が安く、投資信託や単元未満株の品ぞろえが多いネット証券が使いやすいです。わたしはSBI証券を使っています(「口座を作って、最初の100円を買うまで」)。

まとめ

  • つみたて投資枠と成長投資枠は、同じ年に両方使える
  • わたしは、つみたて投資枠でオルカンを積み立て、成長投資枠で高配当株を少しずつ
  • 順番は、生活防衛資金 → つみたて投資枠 → 慣れたら成長投資枠
  • 上限まで入れなくていい。売った分は次の年に枠がもどる

この記事はわたしの考え方と記録です。特定の金融商品をすすめるものではありません。制度は変わることがあるので、くわしくは金融庁のNISA特設ウェブサイトなどでご確認ください。

この記事を書いた人:管理人のこつこつ
都内で共働き・子ども1人と犬1匹の会社員。家計と配当の記録を、自分で作ったアプリで計算しています。 くわしいプロフィール