第2章・税金と制度

NISAの口座は、あとから証券会社を変えられる。わたしは銀行→楽天証券→SBI証券と変えてきた

NISAの口座は1人1つだけです。「よく分からないまま、銀行で開いてしまった」という人もいると思います。わたしも、最初は銀行でNISAの口座を開いて⁠しまいました。

でも、NISAの口座は、あとから別の金融機関に変えられます⁠。わたしは、銀行 → 楽天証券 → SBI証券と2回変えて、今はSBI証券でNISAを使っています。

この記事でわかること 証券会社を変えたほうがいい理由/変え方の手順と期限/変えるときの注意点

1. 銀行より、ネット証券がいい理由

銀行 ネット証券(SBI証券・楽天証券など)
買える投資信託の数 少ない とても多い
個別の株 買えない 買える(単元未満株も)
手数料の安い投資信託 少ないことがある 選びやすい

銀行のNISAでは、株が買えず、選べる投資信託も限られます⁠。長く使う口座なので、選べる商品が多いネット証券のほうが使いやすいです(⁠「口座を作って、最初の100円を買うまで」⁠)。

2. 変え方の手順

  1. 今の金融機関で、変更の手続きをする⁠(「金融商品取引業者等変更届出書」を出す)
  2. 今の金融機関から「勘定廃止通知書」⁠が届く
  3. 新しい証券会社で口座を開き、勘定廃止通知書を出す

ネット証券なら、ほとんどの手続きがウェブや郵送で終わります。

3. 期限:その年の9月30日まで

  • 手続きは、変更したい年の前年10月1日から、その年の9月30日まで
  • その年にもうNISAで買っていたら、変更は翌年から⁠になります

年の途中で変えたいなら、その年はNISAで買う前に手続きするのがポイントです。

NISAの口座は「最初の1社」で決まりではない。合わないと思ったら、年単位で変えられる。

4. 注意:NISAで買ったものは、移せない

いちばん大事な注意点は、NISAで持っている商品は、新しい証券会社のNISAに移せない⁠ことです。

ただし、今の金融機関でそのまま持ち続けることはできます⁠。売らなければ、増えた分も配当も非課税のままです。わたしも、以前のNISAで買った投資信託は、そのまま持ち続けています(⁠「オルカンとS&P500、わたしは両方持っている」⁠)。

5. わたしの場合

わたしは、最初に銀行で開いたNISAの口座を楽天証券に変え、その後SBI証券に変えました。今は、インデックスの投資信託の積み立ても、高配当株の単元未満株も、SBI証券のNISAでまとめて使っています(⁠「新NISAの使い方」⁠)。

どこが正解というより、自分の投資の仕方に合う証券会社を選ぶ⁠ことが大事だと思います。

まとめ

  • NISAの口座は1人1つだが、金融機関は年単位で変えられる
  • 手続きは、変更したい年の9月30日まで。その年にNISAで買っていたら翌年から
  • NISAで買ったものは移せない。でも、元の金融機関で持ち続けられる
  • わたしは銀行 → 楽天証券 → SBI証券と変えて、今はSBI証券で使っている

手続きの細かい流れは金融機関によってちがいます。くわしくは各社の公式サイトでご確認ください。

この記事を書いた人:管理人のこつこつ
都内で共働き・子ども1人と犬1匹の会社員。家計と配当の記録を、自分で作ったアプリで計算しています。 くわしいプロフィール