ゼロカンってなに? こどもNISA専用の「手数料0%」のオルカン
2026年10月、SBI証券がこどもNISA専用の投資信託「ゼロカン」を発表して話題になりました。中身は全世界の株に投資する、いわゆる「オルカン」と同じタイプで、毎年かかる手数料(信託報酬)が0% です。
わが家もSBI証券を使っていて、子どものこどもNISAで使うかどうか検討しています。この記事では、ゼロカンがどんなものか、気をつけたいことは何かをまとめます。
この記事でわかること ゼロカンのしくみ/ふつうのオルカンとのちがい/使う前に知っておきたいこと
1. ゼロカンは「こどもNISA専用・手数料0%の全世界株」
正式な名前は「SBI・ゼロ・オールカントリー・インデックス・ファンド」です。愛称の「ゼロカン」は、「手数料ゼロのオルカン」という意味です。
- 投資する先:日本も含めた、世界中の株(オルカンと同じ指数に連動)
- 信託報酬:年0.00%
- 買える場所:SBI証券のこどもNISA(積立だけ)
- 始まる時期:こどもNISAが始まる2027年1月から
こどもNISAそのもののしくみは、こどもNISAの記事で説明しています。
2. ふつうのオルカンとのちがい
| ゼロカン | ふつうのオルカン(例) | |
|---|---|---|
| 投資する先 | 世界中の株 | 世界中の株 |
| 信託報酬 | 0.00% | 年0.06%くらい |
| 買える口座 | こどもNISAだけ(積立) | NISA・ふつうの口座など |
| 大人になってから | 持ちつづけられる(0%のまま)。新しくは買えない | 買い足せる |
ふつうのオルカンも、もともと手数料はかなり安いです。たとえば600万円を持っていると、年0.06%なら1年で3,600円ほど。ゼロカンなら、これが0円になります。
**差は大きくはありませんが、長く持つほど積み重なります。**こどもNISAは18歳まで、そしてそのあともずっと持ちつづけられるので、0%の良さが生きやすい制度です。
中身は同じ「世界まるごと」。ちがいは手数料だけ。それなら安いほうを選ばない理由は少ない。
3. 使う前に知っておきたいこと
いいことばかりに見えますが、気をつけたい点もあります。
- こどもNISAでしか積み立てられない:大人のNISAでは買えません。18歳になって大人のNISAに移ったあとは、持ちつづけることはできても、新しく買い足すことはできません。
- SBI証券でしか買えない:こどもNISAの口座をSBI証券で作る必要があります。
- できたばかりの投資信託:2026年11月にできる新しいファンドです。運用の実績はこれからです。
- 完全に0円ではない:信託報酬は0%ですが、監査の費用や、株の売り買いにかかる費用などは、ファンドの中で少しかかります。
- 0%がずっと続くかは、発表を見続ける:いまの発表では、成人後も0%のまま持てるとされています。ただ、商品の条件は変わることもあるので、ときどき確かめるつもりです。
4. わが家の考え
わが家は、大人のNISAではSBI証券でオルカンを積み立てています(「オルカンとS&P500、わが家は両方持っている」)。子どものこどもNISAを作るなら、同じSBI証券でゼロカンを選ぶのは自然だと考えています。
ただ、こどもNISAは12歳まで引き出せないので、「いくら入れるか」がいちばん大事です。親のNISAの枠や、子どもに使うお金の時期を見ながら、金額を決めるつもりです。決めたら、このブログで書きます。
まとめ
- ゼロカンは、こどもNISA専用・信託報酬0%の全世界株の投資信託
- ふつうのオルカンとの差は手数料だけ。長く持つほど差が積み重なる
- 積立はこどもNISAだけ。大人になってからは持つことはできるが、買い足せない
- SBI証券だけ・できたばかり。条件はときどき確かめる
この記事はわが家の考え方と記録です。特定の金融商品をすすめるものではありません。投資には元本割れのリスクがあります。商品の条件は変わることがあるので、SBI証券やSBIアセットマネジメントの最新の情報をご確認ください。
