第2章・税金と制度

ゼロカンってなに? こどもNISA専用の「手数料0%」のオルカン

読むのに約6分

2026年10月、SBI証券がこどもNISA専用の投資信託「ゼロカン」を発表して話題になりました。中身は全世界の株に投資する、いわゆる「オルカン」と同じタイプで、毎年かかる手数料(信託報酬)が0% です。

わが家もSBI証券を使っていて、子どものこどもNISAで使うかどうか検討しています。この記事では、ゼロカンがどんなものか、気をつけたいことは何かをまとめます。

この記事でわかること ゼロカンのしくみ/ふつうのオルカンとのちがい/使う前に知っておきたいこと

1. ゼロカンは「こどもNISA専用・手数料0%の全世界株」

正式な名前は「SBI・ゼロ・オールカントリー・インデックス・ファンド」です。愛称の「ゼロカン」は、「手数料ゼロのオルカン」という意味です。

  • 投資する先:日本も含めた、世界中の株(オルカンと同じ指数に連動)
  • 信託報酬:年0.00%
  • 買える場所:SBI証券のこどもNISA(積立だけ)
  • 始まる時期:こどもNISAが始まる2027年1月から

こどもNISAそのもののしくみは、こどもNISAの記事で説明しています。

2. ふつうのオルカンとのちがい

ゼロカン ふつうのオルカン(例)
投資する先 世界中の株 世界中の株
信託報酬 0.00% 年0.06%くらい
買える口座 こどもNISAだけ(積立) NISA・ふつうの口座など
大人になってから 持ちつづけられる(0%のまま)。新しくは買えない 買い足せる

ふつうのオルカンも、もともと手数料はかなり安いです。たとえば600万円を持っていると、年0.06%なら1年で3,600円ほど。ゼロカンなら、これが0円になります。

**差は大きくはありませんが、長く持つほど積み重なります。**こどもNISAは18歳まで、そしてそのあともずっと持ちつづけられるので、0%の良さが生きやすい制度です。

中身は同じ「世界まるごと」。ちがいは手数料だけ。それなら安いほうを選ばない理由は少ない。

3. 使う前に知っておきたいこと

いいことばかりに見えますが、気をつけたい点もあります。

  • こどもNISAでしか積み立てられない:大人のNISAでは買えません。18歳になって大人のNISAに移ったあとは、持ちつづけることはできても、新しく買い足すことはできません。
  • SBI証券でしか買えない:こどもNISAの口座をSBI証券で作る必要があります。
  • できたばかりの投資信託:2026年11月にできる新しいファンドです。運用の実績はこれからです。
  • 完全に0円ではない:信託報酬は0%ですが、監査の費用や、株の売り買いにかかる費用などは、ファンドの中で少しかかります。
  • 0%がずっと続くかは、発表を見続ける:いまの発表では、成人後も0%のまま持てるとされています。ただ、商品の条件は変わることもあるので、ときどき確かめるつもりです。

4. わが家の考え

わが家は、大人のNISAではSBI証券でオルカンを積み立てています(「オルカンとS&P500、わが家は両方持っている」)。子どものこどもNISAを作るなら、同じSBI証券でゼロカンを選ぶのは自然だと考えています。

ただ、こどもNISAは12歳まで引き出せないので、「いくら入れるか」がいちばん大事です。親のNISAの枠や、子どもに使うお金の時期を見ながら、金額を決めるつもりです。決めたら、このブログで書きます。

まとめ

  • ゼロカンは、こどもNISA専用・信託報酬0%の全世界株の投資信託
  • ふつうのオルカンとの差は手数料だけ。長く持つほど差が積み重なる
  • 積立はこどもNISAだけ。大人になってからは持つことはできるが、買い足せない
  • SBI証券だけ・できたばかり。条件はときどき確かめる

この記事はわが家の考え方と記録です。特定の金融商品をすすめるものではありません。投資には元本割れのリスクがあります。商品の条件は変わることがあるので、SBI証券やSBIアセットマネジメントの最新の情報をご確認ください。

この記事を書いた人:管理人のこつこつ
会社員で、子育て中。家計と配当の記録を自分で作ったアプリで計算しています。