第0章・はじめての人へ 8本中の2本目

NISAってなに?「税金がかからない口座」のこと

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NISA(ニーサ)は、よく「お得な投資」と言われますが、NISAそのものは投資の商品ではありません。NISAは「口座の種類」、つまりお金を入れておく箱の名前です。

この箱の中で買った株や投資信託は、増えても税金がかかりません。この記事では、しくみをできるだけ身近なたとえで説明します。

この記事でわかること NISAは「商品」ではなく「箱」だということ/どれくらい税金が安くなるか/毎年いくらまで入れられるか

1. ふつうは、増えたお金の約20%が税金になる

株や投資信託でお金が増えたとき、ふつうの口座だと**増えたぶんの約20%(20.315%)**が税金として引かれます。

たとえば10万円が12万円に増えて売ったとします。増えたのは2万円。そのうち約4,000円が税金になり、手元に残るのは約1万6,000円です。

NISAの箱の中なら、この約4,000円がかかりません。2万円がまるごと手元に残ります。

配当(株を持っているともらえるお金)も同じで、NISAの中なら税金がかかりません。

2. 毎年いくらまで入れられる?

いまのNISA(2024年から)は、箱が2つに分かれています。

つみたて投資枠 成長投資枠
1年に入れられる額 120万円まで 240万円まで
買えるもの 国が決めた条件を満たす投資信託 株・投資信託など(一部除く)
向いている人 毎月コツコツ積み立てたい人 株も買ってみたい人

2つ合わせて1年で360万円まで。一生で1,800万円(買ったときの値段で数えます)まで入れられます。税金がかからない期間に終わりはありません。

「そんなに入れられない」と思った方も大丈夫です。私も上限までは、とても入れられていません。上限まで使い切る必要はまったくありません。月1万円でも、100円からでも始められます。

3. 売っても、枠は次の年にもどってくる

NISAの中のものを売ると、買ったときの値段のぶんだけ、次の年に枠がもどってきます。

たとえば100万円で買ったものを売ったら、次の年にまた100万円ぶん使えるようになります。子どもの進学などで途中で使うことがあっても、また入れ直せます。

4. 気をつけること

  • NISAの口座は1人1つだけ。どの証券会社で作るかは、最初によく考えて選びましょう(あとから変えることもできますが、手続きがいります)。
  • 損をしても、ほかの口座の利益と差し引きできません。NISAは「増えたら非課税」の箱なので、損はそのまま損です。
  • 18歳以上が対象です(子ども向けの制度は別にあります)。

NISAは「箱」。大事なのは、箱の中に何を入れるか。

箱の中に入れるものは、0-04で説明する「投資信託」がいちばんシンプルです。

まとめ

  • NISAは商品ではなく、増えても税金がかからない口座(箱)
  • ふつうは増えたぶんの約20%が税金。NISAの中ならゼロ
  • 1年に360万円・一生で1,800万円まで。使い切らなくていい
  • 売った枠は次の年にもどる

この記事はわが家の考え方と記録です。特定の金融商品をすすめるものではありません。税金や制度は変わることがあるので、最新の情報をご確認ください(金融庁のNISA特設ウェブサイトなど)。

この記事を書いた人:管理人のこつこつ
会社員で、子育て中。家計と配当の記録を自分で作ったアプリで計算しています。