第6章・投資の基本

インデックス投資のしくみ。「平均点をとる」ことが、いちばん強い理由

インデックス投資⁠は、株価の平均(指数)と同じ動きをする投資信託を、長く持ち続ける方法です。わたしも、つみたて投資枠で全世界の株に投資する投資信託(オルカン)を、毎月積み立てています(⁠「オルカンとS&P500、わたしは両方持っている」⁠)。

「平均でいいの?」と思うかもしれません。でも、平均点をとり続けることが、じつはいちばん強い⁠と考えています。

この記事でわかること インデックス(指数)とは何か/平均点が強い理由/インデックス投資の弱いところ

1. インデックスは「市場の平均点」

インデックス(指数)⁠は、たくさんの会社の株価をまとめた「平均点」のようなものです。

指数 中身
日経平均株価 日本の大きな会社225社
S&P500 アメリカの大きな会社約500社
全世界株式 世界中のおよそ3,000社

インデックス型の投資信託⁠は、この平均点と同じ動きをするように作られています。1本買うだけで、何百、何千という会社に、まとめて投資できます(⁠「投資信託ってなに?」⁠)。

2. 平均点が強い3つの理由

① 手数料が安い

インデックス型は、平均に合わせて機械的に買うだけなので、運用の手間が少なく、手数料(信託報酬)がとても安い⁠です。年0.1%前後のものも多くあります。手数料は毎年かかるので、長く持つほど差がつきます(⁠「投資信託の手数料と「隠れコスト」」⁠)。

② プロでも、平均に勝ち続けるのは難しい

平均より上を目指すアクティブ型⁠の投資信託もあります。でも、長い期間で見ると、平均を上回り続けるアクティブ型は少ない⁠という調査があります。手数料が高いぶん、平均に負けやすいのです。

③ 何を買うか、悩まなくていい

どの会社が伸びるかを当てる必要がありません。世界の経済が伸びれば、それについていく⁠だけです。忙しい会社員でも、続けやすい方法です。

平均点を、安い手数料で、長くとり続ける。それがいちばん再現しやすい。

3. 弱いところも知っておく

  • 市場全体が下がるときは、一緒に下がる:暴落のときは、平均と同じだけ下がります(⁠「暴落は「いつか必ず来る」もの」⁠)
  • すぐには増えない:長い年月をかけて、少しずつ増えていく方法です
  • 配当は自分の手元に入らない:多くのインデックス型は、配当を中で再投資します。配当を受け取りたい人は、高配当株と組み合わせる方法があります(⁠「高配当株投資ってどんなもの?」⁠)

わたしは、インデックス投資で「増やす」、高配当株で「配当を受け取る」と、役割を分けています(⁠「新NISAの使い方」⁠)。

4. 始め方は、とてもシンプル

  1. ネット証券(SBI証券や楽天証券など)でNISA口座を作る(⁠「口座を作って、最初の100円を買うまで」⁠)
  2. 手数料の安いインデックス型の投資信託を1本選ぶ(全世界株式かS&P500)
  3. 毎月決まった額を、自動で積み立てる設定にする
  4. あとは、値下がりしてもやめずに続ける

まとめ

  • インデックスは「市場の平均点」。インデックス型の投資信託は、その平均と同じ動きをする
  • 手数料が安く、平均を上回り続けるプロは少なく、悩まなくていい
  • 市場全体が下がるときは一緒に下がる。長く続ける前提の方法
  • わたしは、インデックスで増やし、高配当株で配当を受け取る

この記事はわたしの考え方です。特定の商品をすすめるものではありません。投資信託は元本が保証されていません。

この記事を書いた人:管理人のこつこつ
都内で共働き・子ども1人と犬1匹の会社員。家計と配当の記録を、自分で作ったアプリで計算しています。 くわしいプロフィール