第6章・投資の基本

リスクとリターンは必ずセット。「低リスクで高リターン」はない

投資で大事な考え方の1つが、リスクとリターンは必ずセット⁠ということです。大きく増えるかもしれないものは、大きく減ることもあります。

この記事でわかること 投資の「リスク」の意味/リスクとリターンの関係/自分に合うリスクの決め方

1. 投資の「リスク」は「ふれ幅」のこと

ふだんは「危ないこと」を思い浮かべますが、投資のリスク⁠は、値動きのふれ幅⁠のことです。

  • リスクが小さい:値動きがおだやか。増え方も小さい
  • リスクが大きい:値動きが激しい。大きく増えることも、大きく減ることもある

2. よくある資産のリスクとリターン

資産 リスク(ふれ幅) リターン(期待できる増え方)
預金 とても小さい とても小さい
国の債券 小さい 小さい
株式(世界にまとめて) 大きい 長い目で見ると大きめ
1つの会社の株 とても大きい 会社しだい

リターンを大きくしたいなら、リスクも大きくなる⁠。この関係は、どの資産でも変わりません。

3. 「低リスクで高リターン」は疑う

「元本保証で、年10%」のような話は、この関係からはずれています。こういう話は、まず詐欺を疑います(⁠「投資の詐欺は「元本保証」「高利回り」「紹介で稼げる」の3つで見抜く」⁠)。

リスクのないリターンはない。うまい話ほど、リスクがどこに隠れているかを考える。

4. リスクは「時間」と「分散」で小さくできる

5. 自分に合うリスクの決め方

  • いつ使うお金か:近いうちに使うお金は、リスクの小さい預金に置きます
  • 半分になっても眠れるか:値下がりしても売らずにいられる金額にします
  • 生活防衛資金は別にある⁠か:現金があれば、投資のリスクをとりやすくなります(⁠「生活防衛資金は「何か月暮らせるか」で決める」⁠)

わたしは、生活防衛資金と近いうちに使うお金は現金で持ち、長く使わないお金だけを株や投資信託に入れています。

まとめ

  • 投資のリスクは「値動きのふれ幅」のこと
  • リターンを大きくしたいなら、リスクも大きくなる。「低リスクで高リターン」は疑う
  • リスクは、分散・時間・積み立てで小さくできる
  • いつ使うお金か、値下がりしても売らずにいられるかで、とるリスクを決める

この記事はわたしの考え方です。特定の商品をすすめるものではありません。

この記事を書いた人:管理人のこつこつ
都内で共働き・子ども1人と犬1匹の会社員。家計と配当の記録を、自分で作ったアプリで計算しています。 くわしいプロフィール