第6章・投資の基本 全14本中の7本目

ETFと投資信託のちがい。わたしは積み立ては投資信託、米国の高配当ETFは少しだけ

「ETF」⁠と「投資信託」。どちらも、たくさんの会社にまとめて投資できるしくみです。でも、買い方や向いている使い方がちがいます。

わたしは、毎月の積み立てはすべて投資信託⁠で、ETFは米国の高配当ETFを少しだけ持っています。この記事では、2つのちがいと、わたしの使い分けを紹介します。

この記事でわかること ETFと投資信託のちがい/それぞれ向いている使い方/わたしの使い分け

1. ETFは「上場している投資信託」

ETFは、証券取引所に上場している投資信託⁠です。中身はどちらも「たくさんの会社をまとめたもの」⁠ですが、売り買いのしかたがちがいます。

投資信託 ETF
値段 1日1回決まる 取引所が開いている間、刻々と変わる
買い方 金額で買える(100円からなど) 株と同じように「◯口」⁠で買う
自動の積み立て できる⁠(クレカ積立も) できないことが多い
配当(分配金) 出さずに中で増やす商品が多い 出すものが多い
毎年かかるコスト 低いものが多い もっと低いものもある
新NISA つみたて投資枠・成長投資枠 主に成長投資枠

2. 投資信託が向いているのは「毎月の積み立て」

投資信託のいちばんのよさは、決まった金額を、自動で積み立てられる⁠ことです。

  • 金額で買える:毎月3万円、のように決めれば、端数を気にせず買えます
  • 自動で続く:一度設定すれば、あとは何もしなくても毎月買われます
  • クレカ積立でポイントもつく:わたしは、クレジットカードで毎月積み立てて、ポイントも受け取っています(⁠「クレジットカードは2枚だけ」⁠)
  • 配当を出さないタイプなら、税金を先送りできる:中で再投資されるので、配当にそのつど税金がかかりません

わたしのオルカンやS&P500は、すべて投資信託です(⁠「オルカンとS&P500、わたしは両方持っている」⁠)。

「毎月コツコツ」⁠は投資信託。設定したら、あとは何もしなくていい。

3. ETFが向いているのは「配当を受け取りたいとき」

ETFは、配当(分配金)⁠を出すもの⁠が多く、コストがとても低いものもあります。

ただし、米国のETFはドルで買い⁠、配当には米国で10%⁠の税金⁠がかかります。NISAで持っていても、この10%⁠はかかります(⁠「配当にかかる税金は約20%」⁠)。また、毎月分配になったETFが新NISAで買えなくなった例もあります(⁠「HDVが新NISAで買えなくなった」⁠)。

4. わたしの使い分け

使っているもの
毎月の積み立て 投資信託(オルカン)。クレカ積立で自動
配当 日本の高配当株が中心(⁠「高配当株投資ってどんなもの?」⁠)
ETF 米国の高配当ETF⁠(SPYD)⁠を少しだけ

配当の柱を日本の高配当株にしているのは、NISAで持てば配当に税金がかからないからです。米国のETFは、配当に10%⁠の税金⁠がかかるぶん、わたしの中では少しだけにしています。

まとめ

  • ETFは「上場している投資信託」。中身は似ていても、買い方がちがう
  • 毎月の積み立てなら投資信託。金額で買えて、自動で続き、クレカ積立もできる
  • 配当を受け取りたいならETFも選択肢。ただし米国ETFは配当に米国の10%⁠の税金がかかる
  • わたしは、積み立ては投資信託、配当は日本の高配当株、米国の高配当ETFは少しだけ

この記事はしくみの説明と、わたしの使い方です。特定の金融商品をすすめるものではありません。

この記事を書いた人:管理人のこつこつ
都内に住む共働きの会社員。家族は妻と子ども1人、それに犬が1匹。家計と配当の記録を、自分で作ったアプリで計算しています。 くわしいプロフィール