第1章・家計の土台 全12本中の11本目

銀行は、大手よりネット銀行。スマホでATM・手数料はほぼ0円・証券ともつながる。わが家は楽天銀行とドコモSMTBネット銀行

給料の受け取りや生活費の管理に、どの銀行を使っていますか。昔から使っている大手の銀行のまま、という人も多いと思います。

わが家は、ふだん使う銀行をネット銀行⁠にしています。使っているのは、楽天銀行⁠と、ドコモSMTBネット銀行⁠(2026年8月に住信SBIネット銀行から名前が変わりました)⁠の2つです。この記事では、ネット銀行をすすめる理由と、気をつけたいことをまとめます。

この記事でわかること 大手の銀行とのちがい/ネット銀行の便利なところ4つ/気をつけたいこと

1. 大手の銀行とネット銀行のちがい

大手の銀行 ネット銀行
お店(窓口) ある ない(アプリ・チャット・電話)
ATMの手数料 時間外や、ほかの銀行のATMでかかることが多い 条件を満たすと、月に何回か無料
ほかの銀行への振込 1回あたり手数料がかかることが多い 条件を満たすと、月に何回か無料
通帳 ある ない(アプリで見る)
証券会社とのつながり 弱い 同じグループの証券会社と連携できる

いちばん大きいのは、手数料⁠です。ATMや振込のたびに数百円がかかると、1年ではそれなりの金額になります。ネット銀行なら、ほとんど払わずにすみます。

2. ネット銀行の便利なところ

① スマホがキャッシュカードの代わりになる

2つの銀行とも、スマホのアプリだけで、コンビニのATMからお金を出し入れ⁠できます。ATMの画面に出る二次元コードを、アプリで読み取るしくみです。キャッシュカードを持ち歩かなくてすみ、財布を忘れた日でも困りません。

② 目的別口座で、お金を分けておける

ドコモSMTBネット銀行には、1つの口座の中で用途ごとにお金を分けられる目的別口座⁠があります(最大10個)。わが家は、食費・生活防衛資金・犬の費用などを分けて、残高を見るだけでやりくりできるようにしています(⁠「銀行口座は「役割」⁠で分ける」⁠)。

③ 証券会社とつながる

ネット銀行は、同じグループの証券会社と連携できます。

銀行 連携できる証券会社 できること
ドコモSMTBネット銀行 SBI証券 銀行の残高を、そのまま株や投資信託の買付に使える(SBIハイブリッド預金)
楽天銀行 楽天証券 証券口座とお金を自動でやりとりでき、普通預金の金利も上がる(マネーブリッジ)

わたしは高配当株をSBI証券で1株ずつ買っているので、証券口座にお金を移す手間がいりません⁠(⁠「単元未満株のデメリットと使い方」⁠)。

④ 手数料が、ほぼかからない

ATMや振込の手数料は、銀行ごとの「ランク」⁠や「会員ステージ」⁠で、無料になる回数が決まります。給料の受け取り口座にする、証券口座と連携するなどで、ランクが上がりやすくなります。わが家は、ふだんの出し入れや振込で手数料を払うことは、ほとんどありません。

銀行の手数料は、1回は小さくても毎月かかる「見えない固定費」。ネット銀行にすると、ほぼ0円にできる。

3. 住宅ローンを借りるときにも

ネット銀行は、住宅ローンも取りあつかっています。店がないぶん金利が低めのことが多く、返済用の口座もアプリで管理⁠できます。銀行によっては、住宅ローンを借りるとATMや振込の無料回数がふえるなどの優遇もあります。

住宅ローンをどう選ぶかは、金利だけでなく、手取りに対して無理のない返済かどうかが大事です(⁠「住宅ローンは年収の何倍まで?」⁠)。

4. 気をつけたいこと

  • お店がない:相談はアプリのチャットや電話になります。対面で相談したい人には向きません
  • スマホの管理が大事:スマホがお財布の代わりになるので、画面ロックや2段階認証をしっかりかけておきます(⁠「個人情報の流出が相次ぐ2026年秋」⁠)
  • 預けられるのは1,000万円まで守られる:ネット銀行も、ほかの銀行と同じように、1人1行あたり元本1,000万円とその利息までが預金保険で守られます
  • サービスの条件は変わる:無料回数や金利の条件は、ときどき見直されます。銀行の名前が変わることもあります

それに、ネット銀行なら銀行の窓口に行くことがない⁠ので、手数料の高い投資の商品をすすめられることもありません(⁠「銀行の窓口で、投資の商品を買わない」⁠)。

まとめ

  • わが家のふだんの銀行は、楽天銀行とドコモSMTBネット銀行(旧・住信SBIネット銀行)⁠の2つ
  • スマホでATMが使え、目的別口座でお金を分けられ、証券会社ともつながる
  • 条件を満たすと、ATMや振込の手数料はほぼ0円にできる
  • お店がないこと、スマホの管理、預金保険の上限には気をつける

この記事はわが家の使い方の記録です。特定の銀行をすすめるものではありません。手数料の無料回数や金利の条件は変わることがあるので、公式サイトでご確認ください。

この記事を書いた人:管理人のこつこつ
都内に住む共働きの会社員。家族は妻と子ども1人、それに犬が1匹。家計と配当の記録を、自分で作ったアプリで計算しています。 くわしいプロフィール