第1章・家計の土台

「0円スマホ」はやめておく。スマホ本体は一括で買い、借金はしない

お店で「0円」「1円」と書かれたスマホを見ると、つい得をした気分になります。でも、わたしは0円スマホには手を出さないと決めています。スマホ本体は一括で買うのが、いまのわが家の方針です。

じつは、わたしも以前はスマホ本体を分割払いにしていたことがあります。この記事では、それをやめた理由を書きます。

この記事でわかること 「0円スマホ」のしくみ/分割払いが借金と同じ理由/わたしが一括で買う理由

1. 「0円」には、たいてい条件がある

「0円」「1円」とうたわれるスマホの多くは、2年ほど使ったあとに端末を返すことが前提のプログラムです。返さずに使い続けると、残りの代金を払うことになります。

つまり、

  • 端末は自分のものにならない(借りているのに近い)
  • 決められたプランやオプションへの加入が条件のことがある
  • 途中で解約や乗り換えをすると、思わぬ支払いが出ることがある

という形になっていることが多いです。「0円」は、本体の値段ではなく、条件つきの支払い方のことだと考えたほうが安全です。

2. 分割払いは、借金と同じ

スマホ本体の分割払いは、お金を借りて買っているのと同じです。利息がかからない場合でも、法律の上では借金の一種(割賦契約)で、

  • 支払いが遅れると、信用情報(お金の借り方の記録)に残る
  • その記録は、住宅ローンなど大きな借入れの審査で見られる

ということがあります。月々の支払いが小さく見えるぶん、借りている感覚がないのがこわいところです。

3. 借金をしていると、判断が鈍る

お金の心配ごとがあると、考える力そのものが落ちることを示した研究があります(2013年に科学誌『サイエンス』に発表された研究)。毎月の支払いに追われていると、目の前のことで頭がいっぱいになり、長い目で見た判断ができなくなるのです。

分割払いは、月々の小さな金額で考えさせるしくみです。月々の金額で考えるくせがつくと、ほかの買い物でも同じ判断をしがちになります。

借金は、お金だけでなく「考える余裕」も少しずつ奪う。

4. わたしが一括で買う理由

いまは、スマホ本体は一括で買うことにしています。

一括で買うには、まとまったお金が必要です。わが家は、家計の中にスマホや家電の買い替え用の予算を取っておき、そこから払うようにしています。

5. 借金は「基本しない」

スマホに限らず、わたしは借金は基本しないと決めています。例外は住宅ローンのように、長い時間をかけて計画的に返すものだけです。

  • 分割払い・リボ払いは使わない
  • 買えないものは、お金がたまってから買う
  • 欲しいものは、先に積み立てる

この順番にすると、毎月の支払いに追われることがなくなり、お金のことを落ち着いて考えられるようになりました。

まとめ

  • 「0円スマホ」の多くは、2年ほどで端末を返すことが前提の条件つき
  • スマホ本体の分割払いは、利息がなくても借金と同じ。遅れると信用情報に残る
  • お金の心配があると、判断する力も落ちる
  • 本体は、積み立てておいたお金で一括で買う。借金は基本しない

この記事はわたしの考え方です。端末のプログラムや条件は会社や時期によってちがうので、申し込む前に内容をよく確かめてください。

この記事を書いた人:管理人のこつこつ
都内で共働き・子ども1人と犬1匹の会社員。家計と配当の記録を、自分で作ったアプリで計算しています。 くわしいプロフィール