第1章・家計の土台

固定費は「大きい順」に見直す。住まい・保険・車・スマホの順番で考える

固定費は、何もしなくても毎月出ていくお金のことです。住まい・保険・車・スマホの料金・サブスクなどがこれにあたります。

節約というと、食費を削ったり電気をこまめに消したりを思い浮かべがちです。でも、わたしは固定費の見直しのほうがずっと効くと考えています。一度手続きをすれば、そのあとは何もしなくても、毎月ずっと安いままだからです。

この記事でわかること 固定費を見直す順番/それぞれの見直し方(わが家の例)/見直すときに気をつけること

1. 見直すのは「金額が大きい順」

固定費は、金額の大きいものから見直すのが近道です。月1,000円のサブスクを1つやめるより、月1万円の保険を見直すほうが、1回で10倍の効果があります。

順番 固定費 見直すポイント
1 住まい 家賃・ローンが手取りに対して重すぎないか
2 保険 本当に必要な保険だけか
3 車 台数・買い方・維持費
4 スマホ・ネット 使う量に合ったプランか
5 サブスク 使っていないものがないか

上の3つは金額が大きいぶん、一度決めると長く続きます。買う前・入る前にいちばん考えるところです。

2. 住まい:いちばん大きく、いちばん変えにくい

住まいは、多くの家でいちばん大きな固定費です。賃貸なら家賃、持ち家ならローンの返済と、固定資産税・修繕の積み立てがかかります。

わが家は、都内に戸建てを買いました。決めるまでに考えたことは、「都内か埼玉か、持ち家か賃貸か」に書いています。住まいは引っ越さないかぎり変えにくいので、これから決める人ほど、ここで無理をしないことが大切です。

3. 保険:わが家は3つだけ

保険は「めったに起きないけれど、起きたら家計では払えないこと」にだけ入るものだと考えています。わが家が入っているのは、火災保険・自動車保険・掛け捨ての生命保険の3つです(「わが家が入っている保険は3つだけ」)。

以前は医療保険や貯蓄型の保険にも入っていましたが、見直してやめました(「貯蓄型の保険に10年払った結果」)。保険は毎月の支払いが小さく見えても、何十年も払い続けると大きな金額になります。

4. 車:持つなら、買い方で差がつく

車は、本体の代金のほかに、税金・保険・駐車場・ガソリン・車検がかかります。都内なら駐車場代も大きくなります。

わが家は子どもが生まれて車が必要になり、新車ではなく認定中古車を選びました(「子どもが生まれてN-BOXからヴォクシーへ」)。車は、なくても暮らせるならそれがいちばん安く、持つなら買い方と台数で差がつきます。

5. スマホ・ネット:いちばん手をつけやすい

スマホの料金は、見直しの効果が分かりやすく、手続きもネットで終わります。わが家は夫婦で月2万円ほどだった料金が、月4,400円ほどになりました(「スマホの料金を夫婦で月2万円から約4,400円にした話」)。

光回線も、プランやセット割で月々の料金が変わります。わが家は、家計簿アプリの有料版がつく光回線を選んでいます(「家計簿はマネーフォワード ME の有料版」)。

自分の数字で計算してみるスマホの料金を変えるといくら浮く?

6. サブスク・小さな固定費は、気づいたらまとめて

動画・音楽・アプリなどのサブスクは、1つずつは小さくても、数が増えると合計が大きくなります。家計簿アプリで毎月の支出を見ていると、使っていないものに気づきやすくなります。気づいたら、まとめてやめるようにしています。物を減らすと、こうした小さな出費も見えやすくなります(「物が多いとお金もたまらない」)。

7. 見直すときに気をつけること

  • 解約の前に、次を決めておく:保険は、新しいものに入ってから古いものをやめます。先にやめると、その間に何かあったときに困ります
  • 違約金・解約金を確かめる:スマホや光回線は、契約の時期によって費用がかかることがあります
  • 浮いたお金の行き先を決める:浮いた分は、そのままにしておくと何となく使ってしまいます。生活防衛資金をためる(「生活防衛資金は「何か月暮らせるか」で決める」)か、積立に回すと決めておきます

まとめ

  • 固定費は、一度見直せばずっと効く。食費のがまんより楽
  • 見直すのは金額の大きい順:住まい → 保険 → 車 → スマホ → サブスク
  • 住まい・保険・車は、決める前にいちばん考える
  • 浮いたお金は、防衛資金か積立に回すと先に決める

この記事はわが家の考え方と記録です。特定の会社や商品をすすめるものではありません。

この記事を書いた人:管理人のこつこつ
都内で共働き・子ども1人と犬1匹の会社員。家計と配当の記録を、自分で作ったアプリで計算しています。 くわしいプロフィール