第4章・住まいと車 全8本中の9本目

今の家がいくらで売れるか、ときどき調べる。売る気がなくても知っておく

持ち家の人に聞いてみたいことがあります。今の家は、いくらで売れると思いますか?

家は、多くの家庭でいちばん大きな財産です。それなのに、今いくらの値打ちがあるのかを知らない人は多いと思います。売る気がなくても、ときどき調べておく⁠のがおすすめです。

この記事でわかること 家の値段を知っておく理由/調べ方/調べたあとに見ること

1. なぜ、売る気がなくても調べるのか

  • 家計の本当の姿が分かる:家の値段から住宅ローンの残りを引くと、家の分の財産がいくらかが見えます
  • もしものときにあわてない:転勤・介護・収入が減ったときなど、家を売るかどうかを考えるとき、相場を知っていると判断が早くなります
  • 老後の計画に入れられる:将来、施設に移るときや住み替えるときの資金の目安になります(⁠「リースバック・リバースモーゲージは慎重に」⁠)

2. 家の値段から、ローンの残りを引いてみる

例
家の今の値段 3,500万円
住宅ローンの残り 3,000万円
家の分の財産 +500万円

ここがマイナスだと、家を売ってもローンを返しきれません。いざというときに売ることもむずかしくなります。

家の値段 − ローンの残り⁠がプラスになっているかどうかを、ときどき確かめておくと安心です。

「家は資産」と言えるのは、売ったらローンを返して手元にお金が残るとき。

3. 調べ方

ネットの査定サービスを使う

イエウール⁠などの不動産の査定サービスを使うと、住所や広さ、築年数を入れるだけで、だいたいの値段が分かります。イエウールには、「まだ売る気はない」人向けに、AIで概算だけ出す方法も用意されています。

ただし、一括査定⁠として申し込むと、何社もの不動産会社から連絡が来ます。売る気がないなら、概算だけ見られる方法を選ぶのがおすすめです。くわしい使い方は、公式サイトで確かめてください。

近所の売り出し価格を見る

不動産のサイトで、近所の似た家がいくらで売りに出ているかを見るのも、目安になります。売り出し価格は、実際に売れた値段より少し高めのことが多いです。

4. 年に1回、見直す日に調べる

年に1回、お金のことをまとめて見直す日を決めておくと便利です(⁠「年に1回、お金を見直す日を決める」⁠)。家の値段も、その日にいっしょに調べるくらいで十分だと思います。

5. 本当に売るときは

本当に売るときは、概算の値段だけで決めず、何社かの不動産会社に実際に家を見てもらいます。1社だけに任せず、何社かに頼んで、あわてずに売るのが基本です(⁠「リースバック・リバースモーゲージは慎重に」⁠)。

まとめ

  • 売る気がなくても、今の家の値段はときどき調べておく
  • 家の値段からローンの残りを引いて、プラスかどうかを確かめる
  • 査定サービスで、概算だけ見る方法もある
  • 年に1回、お金を見直す日にいっしょに調べるくらいで十分

この記事はわたしの考え方です。表の数字は説明のための例です。サービスの内容は変わることがあるので、くわしくは各社の公式サイトでご確認ください。

この記事を書いた人:管理人のこつこつ
都内で共働き・子ども1人と犬1匹の会社員。家計と配当の記録を、自分で作ったアプリで計算しています。 くわしいプロフィール