第4章・住まいと車

戸建ての修繕費は、35年で約800万円。築年数ごとに「いつ・何に・いくら」を書き出した

マンションには修繕積立金がありますが、戸建ての修繕費は、自分で準備する⁠しかありません。わたしは新築の戸建てを買ったとき、これを甘く見ていました。

最初は「10年ごとに150万円くらい」と大ざっぱに考えていたのですが、築年数ごとに必要な工事を書き出す⁠と、合計は約800万円になりました。

この記事でわかること 戸建てで、いつ・何に・いくらかかるか/シロアリ防除の頻度/修繕費の準備のしかた

1. 築年数ごとの修繕の計画

相場のまんなかくらいの金額で、わが家の計画を作りました(30坪くらいの木造の戸建ての目安です)。

築年数 工事 目安
5年 外まわり・設備の点検と小さな修繕 15万円
10年 シロアリ防除 12万円
12年 外壁と屋根の塗装(1回目) 110万円
17年 給湯器の交換・キッチンの修繕 55万円
20年 シロアリ防除 12万円
22年 外壁の塗装(2回目)・浴室 150万円
27年 屋根のふき替え・外壁の大きな補修 225万円
30年 シロアリ防除 12万円
32年 水まわりの全交換 200万円
合計 約791万円

大きいのは、外壁と屋根⁠です。20年目以降は、1回で100万〜200万円かかる工事が続きます。

2. シロアリ防除は「10年ごと」にした

シロアリの業者のサイトには、「5年ごとに防除が必要」と書かれていることが多いです。でも、わたしの身のまわりで、そんなに頻繁にやっている人は聞いたことがありませんでした。

調べてみると、

  • 新築のときの防蟻の保証は、10年のことが多い
  • 費用の相場は、30坪で8〜15万円くらい
  • 点検は無料の業者が多い

ということが分かりました。そこで、5年ごとに点検をして、防除の工事は10年ごと⁠という計画にしています。売る側の情報だけで決めないことが大事だと感じました。

修繕費は「大ざっぱな額」ではなく、「いつ・何に」まで書き出すと、足りない額が見える。

3. 準備のしかた

4. 持ち家か賃貸かを考えるときにも

持ち家のコストは、ローンの返済だけではありません。修繕費・固定資産税・保険⁠も入れて比べないと、持ち家が安く見えすぎます(⁠「都内か埼玉か、持ち家か賃貸か」⁠)。

まとめ

  • 戸建ての修繕費は、自分で準備するしかない。わが家の計画では35年で約791万円
  • 大きいのは外壁と屋根。20年目以降に大きな工事が続く
  • シロアリは、点検は5年ごと・防除は10年ごとにした。売る側の情報だけで決めない
  • 1か月あたり約1.9万円。工事が重なる年はライフプラン表で見つけてずらす

金額は相場のまんなかくらいの目安です。家の大きさ・つくり・地域によって大きく変わります。

この記事を書いた人:管理人のこつこつ
都内で共働き・子ども1人と犬1匹の会社員。家計と配当の記録を、自分で作ったアプリで計算しています。 くわしいプロフィール