高配当株の銘柄図鑑

大和ハウス工業(1925)の配当推移・連続増配・株主優待と、わたしの投資方針

わたしが投資している大和ハウス工業⁠について、どんな会社か、なぜ持っているのか、これからどうするつもりかを、実際の数字とあわせて紹介します。配当の数字は、決算が出るたびに更新します。

1. ひと目でわかる要点

項目 内容
2027年3月期の予想配当 89円(1株あたり・1年分)
2026年3月期の配当 87.5円
配当利回り(予想÷株価) 約4.1%(株価2,158円・10月9日時点)
連続増配 5年(2026年3月期まで)
前の年より配当が減った年(2017年以降) 2021年3月期(特別配当がなくなった年もふくむ)
配当の権利が決まる月 3月・9月
株主優待 あり(株主優待券)

2. 大和ハウス工業はどんな会社?

戸建ての家で知られる会社ですが、いまは住宅よりも、

  • 物流倉庫⁠や商業施設⁠、オフィスなどの建物
  • 賃貸住宅・マンション

といった事業が大きくなっています。

3. 配当の推移

20172019202120232025202789円46円
大和ハウス工業の1株あたり配当(3月期・円)。薄い色は予想
決算期 1株あたり配当 前の年から
2017年3月期 46円
2018年3月期 53.5円 +7.5円
2019年3月期 57円 +3.5円
2020年3月期 57.5円 +0.5円
2021年3月期 55円 -2.5円
2022年3月期 63円 +8円
2023年3月期 65円 +2円
2024年3月期 71.5円 +6.5円
2025年3月期 75円 +3.5円
2026年3月期 87.5円 +12.5円
2027年3月期(予想) 89円 +1.5円

2017年3月期の46円から、2026年3月期は87.5円。9年で約1.9倍⁠になりました。

この間に株式分割があり、昔の配当も分割のあとの株数に合わせて直してあります(2026年09月に1株→2株)。

配当の金額は、記念配当や特別配当もふくめた1年分の合計です。

2026年10月に、1株が2株に

2026年10月1日に、1株が2株に分かれる株式分割⁠がありました。株の値段は半分になり、そのぶん株の数が2倍になっています(⁠「東京海上が1株→15株に」⁠)。下の表は、分割のあとの数字にそろえています。

配当の方針

  • 利益の35%以上⁠を配当に回す
  • 1年の配当の下限を決めている⁠(分割後で72.5円)

利益が減っても、配当は下限より下げない、という決め方です。

いまの決算

2027年3月期は、純利益が2,270億円⁠の予想で、前の年(3,505億)⁠から大きく減る見込みです。前の年にあった特別な利益がなくなるためです。

それでも、配当は前の年より少し増やす予想です。その結果、利益のうち配当に回す割合は、予想で48%⁠まで上がります。

利益が減る年に配当を守れるか。下限の決め方があるかどうかが大事。

4. 株主優待

3月末に100株以上⁠(分割後)⁠を持っていると、グループのホテルやゴルフ場、ホームセンターなどで使える1,000円の優待券がもらえます。

100株と200株では、もらえる枚数は同じです。くわしくは会社の株主優待の案内で確かめてください。

株主優待の考え方は「株主優待は「おまけ」」⁠に書いています。

5. わたしの記録

項目 内容
持っている株数 110株(すべてNISA)
平均の買値 2,280円
いまの株価との差 -5%
1年に受け取る配当(予想・税引前) 約9,790円
買値で見た利回り 約3.9%

(2026年10月9日時点・SBI証券の保有の記録から)

2026年5月に株式分割の発表がありました。分割のあとは100株から優待がもらえるようになるので、まず50株(分割後の100株)⁠を目指して⁠、8月に4,500円台で買いました。分割のあとの9月末にも、2,100円台で10株を買い足しています。

いまは少し含み損です。わたしは、高配当株は基本的に売らずに持ち続けて、配当を受け取る考え方です(⁠「高配当株は売らない」⁠)。

6. これからの方針

いまは金利が上がっていて、住宅や不動産の会社は株価が下がりやすい時期です。この先も、もう少し下がる可能性はあると思っています。

ただ、景気は循環します。逆風のときに、財務がしっかりした会社を少しずつ買っておくと、景気がよくなったときにその恩恵を受けられます。下がっているうちに、少しずつ買い増していきたい⁠と考えています。目標は、長い目で見て、優待が3倍になる600株⁠(分割後)⁠です。

7. 見ておきたいこと

  • 家を建てる人の数は減っている:人口が減り、新しく建つ家の数も減っています
  • 金利の上昇:住宅ローンの返済が重くなると、家を買う人が減りやすくなります
  • 配当の割合が高くなっている:利益が予想より減ると、増配の余地は小さくなります

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このページの数字について

  • 配当⁠:会社が出した配当を、自作のアプリで決算期(3月期)ごとに足したもの。株式分割は調整済み
  • 予想⁠:会社の予想にもとづく1年分。決算で変わることがあります
  • 決算が出るたびに更新します

このページはわたしの投資の記録と考えです。特定の銘柄をすすめるものではありません。投資の判断はご自身でお願いします。