第9章・お金と幸せ

家族との旅行には、ちゃんとお金を使う。そのために貯めて、稼いで、予算を立てる

節約や投資の話ばかりしていると、「お金を使うのは悪いこと」のように感じてしまうことがあります。でも、わたしはそうは思いません。

家族との旅行には、ちゃんとお金を使う⁠。そのために貯めて、稼いで、予算を立てています。

この記事でわかること 旅行にお金を使う理由/罪悪感なく使うための予算の立て方

1. 何のために貯めているのか

お金を貯めたり、投資をしたりするのは、お金そのものがほしいから⁠ではありません。家族が安心して暮らせて、やりたいことができるように⁠するためです。

貯めることだけが目的になると、使うべきときにも使えなくなってしまいます。それでは、何のために貯めているのか分からなくなります。

貯めるのは、使うときに迷わないため。

2. 旅行は「今しかできない」お金の使い道

子どもと旅行に行ける時期は、思っているより短いものです。小さいうちは家族で出かけるのを喜んでくれても、大きくなると、友だちや部活のほうが大事になります。

  • 今しかできないことか
  • 同じお金なら、今使うのがいちばんいいか

この2つにあてはまるなら、思いきって使っていいお金だと思います(⁠「お金は「ためる力」と同じくらい「使う力」が大事」⁠)。

3. 罪悪感なく使うために、先に予算を立てる

旅行のあとに「使いすぎたかな」と思ってしまうのは、いくらまで使っていいかを決めていない⁠からです。

旅行のように、毎月ではないけれど必ず出ていくお金は、特別費⁠として先に予算に入れておきます(⁠「よく出てくるお金のことば」⁠)。わたしも、自作のライフプランのアプリに、こうした「使ってよいお金の枠」をあらかじめ入れています。

  1. 1年で使う旅行の予算を決める⁠(例:年24万円)
  2. 月割りにして、毎月よけておく⁠(例:月2万円)
  3. その範囲なら、旅行先では値段を気にしすぎない

予算の中なら、使ったお金は「計画どおり」です。罪悪感を持つ必要はありません。

4. 予算があると、旅行の満足度も上がる

予算を決めておくと、

  • その範囲で、いちばん楽しめる使い方⁠を考えられる
  • 旅行先で、小さな出費のたびに迷わなくてすむ
  • 帰ってから、カードの請求を見てあわてない

というよいことがあります。逆に、予算を決めずに行くと、使いすぎたり、使うのをためらって楽しめなかったりします。

5. 使うために、稼ぐ・守る・増やす

旅行の予算を作るのも、ほかのお金の習慣と同じです。

将来のお金の見通しが立っていると、今のお金を安心して使えます(⁠「95歳までのライフプラン表を作ったら、老後に使えるお金が「月37万円」と分かった」⁠)。

まとめ

  • 貯めるのは、使うときに迷わないため
  • 家族との旅行は、今しかできない大切なお金の使い道
  • 特別費として先に予算を立てておけば、罪悪感なく使える
  • 使うために、固定費を見直し、収入を増やし、投資で増やす

この記事はわたしの考え方です。予算の額は例です。

この記事を書いた人:管理人のこつこつ
都内で共働き・子ども1人と犬1匹の会社員。家計と配当の記録を、自分で作ったアプリで計算しています。 くわしいプロフィール